【トータルリターンを1%増やす。】投資情報まとめ
- 投資情報が多すぎて結局何に投資したらいいのか分からない
- 含み損を抱えているけど、損切りするべきかガチホか迷っている
- トータルリターンを1%増やす具体的な方法を教えて
これから投資を始めようとする初心者が「結局何に投資したらいいの?」と混乱し、ハイリスクな投資先を選んでしまったり、投資詐欺やあまり意味のない情報商材に引っかかってしまうケースが多いです。僕は投資歴11年ですが、FX投資では9年間含み損を抱えたり、中国株投資詐欺で300万円を失ったりとたくさんの遠回りをしてきました。
しかし諦めずに投資研究を重ねて挑戦し続けた結果、トータルで200万円増やすことができています。また、これからはさらに早いペースでお金を増やし続けていく自信があります。
この記事では、投資初心者に知っておいていただきたいブログ記事を厳選して「トータルリターンを1%増やす。」投資情報をまとめて解説しています。
投資の基礎知識
①オススメの証券口座
投資を始めるためには、まずは証券会社の口座を開設する必要があります。手数料が高い証券会社を選んでしまうと、それだけで将来のトータルリターンが減ってしまうので注意が必要です。
僕が使っている証券口座はメイン:楽天証券で、サブ:ライン証券になります。以前、1株から購入することができるSBIネオモバイル証券を使っていましたが現在は使用していません。SBIネオモバイル証券の代わりがライン証券(1株から購入可能)になります。ライン証券は口座開設して、非常に簡単な質問に3つ答えて正解するだけで約3,000円分の株をもらえます。
僕は口座開設していませんが、SBI証券も楽天証券と同じくらいかそれ以上に評判が良いのでオススメです。
【オススメの証券口座】
- ライン証券
- SBI証券
- 楽天証券
ライン証券
ライン証券は口座開設して簡単な質問に3問正解するだけで、1株1,000円程度の株が3株もらえるキャンペーン中です。僕は3,000円分の株をゲットするためだけにライン証券を口座開設しました。6つくらい対象銘柄がありましたが、めちゃくちゃ適当に6178_日本郵政を選びました。厳密には2,863円になっています。そろそろ売却して現金化しようと企んでいます。
SBI証券
楽天証券の改悪が続いていることより、最近はSBI証券の評判が一番良いです。楽天証券を口座開設していなければSBI証券を選んでいると思います。あまり関係ないかもしれませんが、8473_SBIホールディングスを200株保有しています。(2022年6月4日時点)
楽天証券
僕はメインで楽天証券を使っています。ただ、リンクが未だに獲得できていないので圧倒的にライン証券かSBI証券をオススメしています。
②非課税制度
いきなり特定口座で株や投資信託を買ってしまう方もいらっしゃいますが、まずは非課税制度をフル活用することを優先してください。特定口座だと発生した利益に対して20.315%(所得税および復興特別所得税15.315%、住民税5%)も税金で引かれてしまいます。20%もの税金を投資リターンで補おうと思うと大変です。
非課税制度枠を全て活用しようと思うと結構大きな金額になります。
【非課税制度】
- 一般NISA、つみたてNISA
- ジュニアNISA
- iDeCo
一般NISA、つみたてNISA
つみたてNISA口座で楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))に毎月33,333円ずつ投資しています。僕がつみたてNISAを選んでいる理由は以下の3つです。
- ドルコスト平均法で購入することができる
- 積立設定しておけばメンタルに左右されずに購入可能
- 金額が大きくないので投資していることを忘れることができる
最近は日本株に熱中しているので一般NISA口座もいいなと思ったりしますが、僕は自分年金を作るためにつみたてNISA口座を活用しているのでそのまま継続したいと思います。
ジュニアNISA
ジュニアNISAは非常に微妙な制度だったので2023年の12月末で終了することが決まり、皮肉にも最高な最高な制度に変わりました。18歳未満のお子さんがいらっしゃる方は活用されることをオススメします。
【ジュニアNISA】
- 2022年、2023年に子ども一人あたり80万円投資可能
- 2024年以降いつでも利益確定可能
- 子どもが18歳になるまで非課税で運用可能
iDeCo
【iDeCoのメリット】
- 掛金が全額所得控除
- 利息・運用益が非課税
- 受取時も一定額まで税制優遇
【iDeCoのデメリット】
- 運用状況により資産が増減する
- 60歳まで引き出せない
- 各種手数料がかかる
税金面で有利になる点などを考慮して今後は考えが変わる可能性もありますが、60歳まで引き出せない点がひっかかるので現在iDeCoは活用していません。つみたてNISAの方が自由度が高い印象があるので、僕が個人年金代わりに考えているのはiDeCoではなくつみたてNISAになります。
60歳になってからしか引き出せないお金に今はあまり魅力を感じません。人生を楽しくするためにも惜しまずにお金を使うところには使いたいです。また、税金はかかってしまいますが自由度が高い投資でお金を増やしていきたいという考え方を持っています。
③確定申告
僕が推奨している投資手法であればいずれ必ず利益が出てきます。また、配当金収入が入ってくるようになれば払いすぎた税金を取り戻すために必ず確定申告を行いましょう。個人事業主などであれば税理士に依頼してもよいですが、個人投資家であれば自分で挑戦したいところです。
毎年、様々なサイトで情報を集めながら確定申告を行うのも大変でしたので、2022年に全てまとめてみました。
確定申告書の作成方法を徹底解説【株、仮想通貨、ふるさと納税】
ポートフォリオ
著名投資家の最新ポートフォリオ
世界一の投資家と言われているウォーレンバフェットのポートフォリオをご紹介します。ポートフォリオをそっくりそのまま真似することはオススメしませんが、売買している銘柄をチェックすることで 次の投資先のヒントになります。
ウォーレン・バフェットの最新ポートフォリオ【2021年-2】
投資戦略×理論
えいぎょの投資戦略
- メイン・・・インデックス投資、(日本株)
- サブ・・・高配当株投資
何度もシミュレーションした結果たどり着いた投資手法になります。投資の目的はやはり「資産を増やすこと」であると考えているため、一番期待リターンが大きくなるインデックス投資をメインにしています。※最近は日本株の方が底堅い値動きをしているため特定口座では日本株の比率の方が高くなってます。このブログでは日本株の情報発信は少ないですが、うまく運用できれば今後情報発信していく予定です。
本当はこのインデックス投資一本で行きたいところですが、インデックス投資は一度設定すれば完了してしまうため思った以上に「つまらない」投資手法になります。この「つまらない」を解消するために高配当株投資も並行して行っています。高配当株投資であれば月々の配当金を楽しみながらモチベーションを維持したまま投資し続けることができます。
「楽しみつつもトータルリターンを1%増やす投資手法」がえいぎょの投資手法になります。
インデックス投資
インデックス投資をはじめるのであれば、厚切りジェイソン流お金の増やし方は必ず知っておきたいです。インデックス投資の考え方や投資への向き合い方、お金の考え方など非常に参考になります。
【厚切りジェイソン流投資手法(インデックス投資)】
- 2年分の生活費を現金として確保し、その他はすべて投資にまわす
- 「ドル・コスト平均法」で、毎月同じ額を振り込む
- 売買手数料が無料で、口座管理手数料もやすいものを買う
- 一度買ったら一生売らない(売らなければ税金も手数料も不要)
高配当株投資
高配当株投資は「配当金」をモチベーションにして楽しむ投資手法になります。米高配当株ETFは様々なものがありますので、自分の好みに合うもの選んで買っていただけたらと思います。ちなみに僕は米高配当株ETFの中でも最も有名な下記3つにそれぞれ同じ割合で投資しています。
- $HDV・・・iシェアーズ コア米国高配当株 ETF
- $SPYD・・・SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF
- $VYM・・・バンガード・米国高配当株式ETF
『VYM』『HDV』『SPYD』米国高配当ETFの徹底比較【2020年11月】
配当金を管理するために非常に便利な無料アプリが「配当管理アプリ」になります。
『配当管理』アプリの3つのメリット
- 円グラフと棒グラフが自動で表示される
- 月ごと、年間の配当金を把握できる
- 利用料がなんと無料
『配当管理』アプリの3つのデメリット
- 銘柄を売買した際の削除、追加が手間
- 複数の証券会社で保有している銘柄の管理が手間
- 広告表示がある
『配当管理』アプリの使い方とメリット・デメリットを徹底解説【無料使用歴2年】
その他の投資戦略
レイ・ダリオのオール・シーズンズ戦略
- 株価下落局面でも資産を増やすことができる。
- 下落幅が小さいので、パニック売りせずに資産運用が可能。
- S&P500と比較するとトータルリターンは小さくなる。
- 債券比重が高く、金利が低いとマイナスになる可能性がある。
金融商品 | 海外ETF | 比率 |
---|---|---|
米国株 | VTI | 30.0% |
米国債(7-10年) | IEF | 15.0% |
米国債(20-25年) | TLT | 40.0% |
金(GOLD) | GLD | 7.5% |
商品(コモディティ) | GSG | 7.5% |
レイ・ダリオの『オール・ウェザー戦略』、『オール・シーズンズ戦略』とは?
シーゲルの『D-I-Vの基本方針』
- 米国(30%)・・・$VTI
- 米国以外、グローバル株(32.5%)・・・$VEU
- バリュー株(12.5%)・・・$VTV
- セクター株(12.5%)・・・$VHT
- 高配当株(12.5%)・・・$VYM
現代ポートフォリオ理論
保有資産 | リスク許容度1 | リスク許容度2 | リスク許容度3 | リスク許容度4 | リスク許容度5 |
---|---|---|---|---|---|
米国株(VTI) | 15.0% | 26.5% | 31.9% | 35.0% | 35.0% |
先進国株(VEA) | 5.0% | 11.9% | 21.6% | 28.6% | 32.9% |
新興国株(VWO) | 5.0% | 5.0% | 6.5% | 9.5% | 14.6% |
債券(AGG) | 35.0% | 35.0% | 28.2% | 12.9% | 5.0% |
金(GLD) | 5.0% | 5.0% | 6.8% | 9.0% | 7.5% |
不動産(IYR) | 5.0% | 5.0% | 5.0% | 5.0% | 5.0% |
物価連動債(TIP) | 30.0% | 11.6% | 0% | 0% | 0% |
現代ポートフォリオ理論を分析(WealthNaviのリスク許容度5段階)
株式投資スイッチ戦略と資産配分スイッチ戦略
【株式投資スイッチ戦略】
上半期はリスク特化型ファンド(小型株ETFなど)で運用し、下半期はゼロに近いリターン(短期運用など)で運用し、上半期のリターンを確保する戦略のこと。
【資産配分スイッチ戦略】
5~10月の期間は国内債券と海外債権を半分ずつ組み入れて運用し、11~4月の期間は国内株式と海外株式を半分ずつ運用にスイッチする戦略のこと。
現金比率の考え方
- 若い時には積極的に投資にお金を回す必要がある。
「年齢=現金比率」という目安がある。 - ライフプラン、株価下落時に備えて現金比率を決める。
- 株価によって現金比率を変動させず、リターンを悪化させない。
- 日本は米国と比較して現預金比率が高く、将来の資産額に大きな差が生じている。
株価の下落時に保有している株をパニック売りしてしまったら元も子もないですが、現金ではなく株を買っておかなければ資産は増えません。
【個人投資家向け】株価の暴落に備える『現金比率』の3つの目安
投資家心理
- いったん利益が出ると、そこから追加で得られる満足感よりも、一度得た利益が失われるときの満足感の喪失(落胆)の方が大きくなる。
- いったん損失を被ると、そこから追加で新たに損失を被って失われる満足感よりも、一度被った損失を取り戻すときの満足感の方が大きくなる。
- 損失金額が大きくなればなるほど麻痺してインパクトが薄れる。
投資で失敗してしまう要因の一つに、投資家の心理状態があります。すぐに利益確定してしまうのも、すぐに損切りできないのも全てプロスペクト理論で説明することができます。人間の心理状態を事前に理解しておくことで、対策を取ることが可能です。
アノマリー
日米株式市場のアノマリー
- 米国株・・・10月に買って5月に売るとパフォーマンスが優れる
- 日本株・・・11月に買って5月に売るとパフォーマンスが優れる
米大統領選のアノマリー
- 大統領選挙年(2020年)・・・株価は高くなる
- 大統領選挙翌年(2021年)・・・ 株価は高くなる
- 中間選挙年(2022年)・・・株価は厳しい
- 大統領選挙前年(2023年)・・・株価は最も高くなる
VIX指数を活用して買い時を見極める投資法
【VIX指数の特徴】
- VIX指数が上昇・・・S&P500が下落すると予測している投資家が多い
- VIX指数が下落・・・S&P500は安定すると予測している投資家が多い
- 10~20(%)・・・市場が安定している
- 30(%)・・・警戒領域
- 40(%)・・・パニック状態
【VIX指数で買い時を見極める投資法】
- ルール①・・・VIX指数が40以上になったら買い
- ルール②・・・購入する銘柄はS&P500に連動したETF
- ルール③・・・購入した後2年間は持ち続ける
VIX指数で買い時を見極める投資法【2年後に100%増える】
パフォーマンス比較
- えいぎょオススメ米国ETF・・・VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)
- えいぎょオススメ投資信託・・・楽天・全米株式インデックス・ファンド/SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
米国ETF
僕が自信を持ってオススメする米国ETFは、VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)になります。研究内容については、下記の記事でまとめています。
VT(全世界株) vs VTI(米国株)【米国2大最強ETFを徹底比較】
投資信託
- つみたてNISA口座で毎月積立額を33,333円に設定し『楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)』を買うべき
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)から乗り換えることで20年後の期待リターンが7.8%上昇。
- 毎月積立額を33,000円から33,333円に変えることで20年後の期待リターンが1.0%上昇。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) vs 楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)【つみたてNISA最大のお悩み解決】
資産防衛術x考え方
資産防衛術
資産防衛については、勉強など不要と考えている方が多くいらっしゃると思います。しかし、この世の中は非常に多くの罠が潜んでいます。
もちろん投資詐欺は存在します。プロフィールにもある通り、僕は中国株投資詐欺に遭ってしまいました。詐欺と言うのは他人ごとではなく、狙われると簡単に騙されてしまうものだと痛感しました。
一度見ておくだけで、圧倒的に騙されにくくなるので必見です。
考え方
投資でお金を増やすことも重要ですが、お金の使い方について勉強しておくことも非常に重要です。幸福度が高まるお金の使い方5選についてご紹介します。
- 「モノ」にお金を使うより「体験」にお金を使う
- 「少数の大きな喜び」ではなく「多数の小さな喜び」に使う
- 「価値が高まるもの」や「お金」「時間」を生み出すもの
- 他人のためにお金を使うことは幸福度を高める
- 自分の性格に合ったお金の使い方で幸福度を増加させる
幸福度を高めるお金の使い方5選『稼ぐ人よりも使い方が上手な人が幸せになれる』
投資でお金を増やすことも重要ですが、何よりも重要なことは人生を豊かにすることだと思います。人生が豊かになりすぎる9つの究極のルールをご紹介します。
- 「今しかできないこと」に投資する
- 一刻も早く経験に金を使う
- ゼロで死ぬ
- 人生最後の日を意識する
- 子供には死ぬ「前」に与える
- 年齢に合わせて「金・健康・時間」を最適化する
- やりたいことの「賞味期限」を意識する
- 45-60歳で資産を取り崩し始める⑨大胆にリスクを取る
- 大胆にリスクを取る
人生が豊かになりすぎる9つの究極のルール『DIE WITH ZERO』を徹底解説
年を重ねるにつれて1年間がどんどん早く過ぎていくようになっていませんか。それもそのはずで、体感時間はどんどん少なくなっていっているのです。体感時間を長くするためにも新しいことに挑戦し続けていきましょう。
- 5歳の30日(約1カ月)=50歳の300日(約1年)
- 19歳で人生の半分が終わっている
- 体感時間を長くするために新しいことに挑戦し続ける
大人になるにつれてだんだんと体感時間が短くなる理由『ジャネーの法則』を解説
まとめ
- 投資の基礎知識・・・証券口座を開設し、非課税制度を利用して投資を始めてください。
- ポートフォリオ・・・投資先の参考にしてみてください。
- 投資戦略x理論・・・ご自身の投資戦略の参考にしてみてください。
- パフォーマンス比較・・・米国ETFはVTI、投資信託は楽天VTIが優れています。
- 資産防衛術x考え方・・・お金を増やすことと同じかそれ以上にお金を守ることが重要です。
投資初心者に知っておいていただきたいブログ記事を厳選して「トータルリターンを1%増やす。」投資情報をまとめて解説してきました。この記事を核として今後も情報を拡充させていく予定です。最後までご覧いただきありがとうございました。
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