S&P小型株『IJR』vs 全米株式『VTI』【過去のリターンを徹底比較】

投資の基本
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S&P小型株『IJR』vs 全米株式『VTI』【過去のリターンを徹底比較】

  • S&P500(大型株)『SPY』vs 全米株式『VTI』・・・全米株式『VTI』が優れる。
  • S&P小型株『IJR』vs S&P中型株『IJH』・・・ S&P小型株『IJR』 が優れる。
  • S&P小型株『IJR』vs S&P500(大型株)『IVV』・・・ S&P小型株『IJR』 が優れる。

以上が、これまでの研究内容となります。一番目のS&P500とVTIを比較した記事では、全米株式をS&P500指数で銘柄を絞らない方がリターンが大きいということが分かりました。二番目、三番目の記事では、S&P500(大型株)やS&P中型株よりもS&P小型株の方が優れているということが分かりました。そこで今回は、S&P500(大型株)よりも優れているS&P小型株は、全米株式のリターンを上回ることができるのではないかという仮説に基づいています。

  • S&P小型株『IJR』・・・小型株100%
  • 全米株式『VTI』・・・大型株67.0%、中型株25.3%、小型株7.7%
えいぎょ
えいぎょ

結論・・・引き分け(好みによる)

えっ!?という感じですよね。データから判断しようと思った場合には、優劣つけがたい内容でした。僕の主観が入ってはいけないと思いこの結果としています。まとめで、それぞれ向いている投資家の特徴をまとめていますので、是非最後までご覧ください。

S&P小型株『IJR』vs 全米株式『VTI』【企業概要】

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S&P小型株『IJR』の企業概要

iシェアーズ・コアS&P小型株ETF(iShares Core S&P Small-Cap ETF)は、米国籍のETF(上場投資信託)。S&P小型株600種指数に連動する投資成果を目指す。サンプリング法で指数をトラックする。同指数は、米国株式市場に上場している小型株のパフォーマンスを示す。

Bloombergから引用

全米株式『VTI』の企業概要

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(Vanguard Total Stock Market ETF)は、米国籍のETF(上場投資信託)。CRSP米国総合指数のパフォーマンスに連動する投資 成果を目指す。あらゆる時価総額規模の米国株式を保有。米国株式市場全体を投資対象とする。3500以上の銘柄を保有し、時価総額ベースでウエートを算定。

Bloombergから引用

S&P小型株『IJR』 vs 全米株式『VTI』【基本情報】

銘柄名 S&P小型株『IJR』全米株式『VTI』
運用会社ブラックロック社 バンガード社
発行年月(運用年数)2000年5月22日 2001年5月31日
運用総額約7.6兆円(第15位) 約28兆円(3位)
株価(購入しやすさ)12,309円 25,443円
経費率0.06%0.03%
配当利回り0.91% 1.16%
配当月3,6,9,12月3,6,9,12月
投資対象米国の小型株600種指数 米国市場全体
構成銘柄数683銘柄 約3,800銘柄
えいぎょ
えいぎょ

S&P小型株『IJR』の方が運用年数が若干長く、購入しやすいという特徴があります。一方で全米株式『VTI』は運用総額が世界第3位となっており、経費率配当利回りで優れています。まるっと米国に投資することになりますので、まあ悩むことはなくなりそうですね。

S&P小型株『IJR』 vs 全米株式『VTI』【シミュレーション結果】

ポートフォリオの割合

  • S&P小型株『IJR』
  • 全米株式『VTI』

リスク&リターン面

  • S&P小型株『IJR』:3勝4敗
  • 全米株式『VTI』:4勝3敗
銘柄名S&P小型株『IJR』 全米株式『VTI』
運用後の金額73,808ドル63,502ドル
年率10.70%9.85%
標準偏差18.94%15.01%
最低成績の年率リターン -31.52%-36.98%
最高値からの最大下落率 -51.79% -50.84%
シャープレシオ0.570.62
ソルティノレシオ0.840.91
項目意味
Portfolio
(ポートフォリオ)
ポートフォリオの名称
Initial Balance
(初期投資額)
運用前の金額
Final Balance
(最終残高)
運用後の金額
CAGR
(年平均成長率)
1年あたりの平均成長率
Stdev
(標準偏差)
価格変動の幅
Best Year
(最高の年)
最高成績の年率リターン
Worst Year
(最低の年)
最低成績の年率リターン
Max.Drawdown
(最大ドローダウン)
最高値からの最大下落率
※この値を抑えられていると安心して投資可能。
Sharpe Ratio
(シャープレシオ)
リターンをリスク(価格変動)で割った数値。高いほど良い。
Sortino Ratio
(ソルティノレシオ)
リターンを下落リスクで割った数値。高いほど良い。
※この値が大きいと、下落時の変動に対してリターンが大きくなる。
US Mkt Correlation
(米国市場相関)
株式市場との相関係数。1に近いほど株と同じ値動きをする。
※0に近ければ、株の下落相場に強くなる。
えいぎょ
えいぎょ

リスク&リターン面・・・全米株式『VTI』の勝ち

リターン自体はS&P小型株『IJR』の方が優れています。しかしリスクとリターンのバランスを考えた場合は、全米株式『VTI』の方が優れています。わずかな差ですけどね。

キャピタルゲイン (収益面)

  • S&P小型株『IJR』
  • 全米株式『VTI』
えいぎょ
えいぎょ

キャピタルゲイン(収益面)・・・ S&P小型株『IJR』の勝ち

コロナショック後の落ち込みが気になるものの、そこからの反発も半端ないです。パフォーマンス比較はGAFAMのような巨大企業が含まれている割合によって左右されるものと考えていました。しかし、GAFAMが含まれていなくても、これだけ伸びているんだと驚きました。

Portfolio Income(ポートフォリオ収入)・・・インカムゲイン (収入面)

  • S&P小型株『IJR』:3勝17敗
  • 全米株式『VTI』:17勝3敗
えいぎょ
えいぎょ

インカムゲイン(収入面)・・・全米株式『VTI』の勝ち

さすがに大企業の割合が多い『VTI』の方がインカムゲイン面では優れていました。ただ『IJR』も伸びてきています。

トータルリターン

  • S&P小型株『IJR』:659.9%
  • 全米株式『VTI』:480.8%
えいぎょ
えいぎょ

トータルリターン・・・S&P小型株『IJR』の勝ち

キャピタルゲインで大きな差をつけ、インカムゲインが接戦だったため、トータルではS&P小型株『IJR』が優れていました。値動きは荒い点さえ耐えることができれば非常に有力な投資先となりえそうです。

まとめ

  • リスク&リターン面・・・全米株式『VTI』の勝ち
  • キャピタルゲイン(収益面)・・・S&P小型株『IJR』の勝ち
  • インカムゲイン(収入面)・・・全米株式『VTI』の勝ち
  • トータルリターン・・・S&P小型株『IJR』の勝ち
  • 結論・・・引き分け(好みによる)

S&P小型株『IJR』が向いている投資家

  • インデックス投資よりもリスクを取って大きなリターンを狙いたい方
  • 値動きが荒くても狼狽売りしない強靭なメンタルの持ち主

全米株式『VTI』が向いている投資家

  • あれこれ悩みたくない方
  • 合理的思考の持ち主
えいぎょ
えいぎょ

結論は引き分け(好みによる)となりました。ただ、この結論では腑に落ちない部分もあると思いますので、それぞれどういった投資家に向いているのか考察してみました。ちなみに僕はS&P小型株『IJR』が新規の投資先となりうるのか考えているところです。11月までまだまだ時間はありますので、引き続き研究していきたいと思います。じゃまた。

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