米国長期金利が株価へ与える影響を徹底解説【広瀬隆雄氏のyoutubeを参照】

投資の基本
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米国長期金利が株価へ与える影響を徹底解説【広瀬隆雄氏のyoutubeを参照】

最近、米国の長期金利上昇が話題になっています。

また、『じっちゃま』こと広瀬隆雄氏のyoutubeでよく『米国の長期金利をよく確認していてください』というコメントがあります。

今回は、米国の長期金利がどのような仕組みで株価に影響を与えるのか徹底解説していきます。

この記事を読むことで、株価が決まる仕組みを理解できるので投資家として確実にステップアップすることができます。

是非最後までご覧ください。

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理論株価の決まり方

株式投資において一番重要なことは金利企業業績で決定されます。

重要性からいうと【金利が7】【企業業績が3】です。

株式のバリュエーションの決まり方としては、概念としては以下重要な数式があります。

理論株価=利益÷(金利-成長率)

分子に利益があるので、利益が大きければ大きいほど理論株価は高くなります。

分母に金利があるので、金利が小さければ小さいほど理論株価は高くなります。

また、分母の『金利-成長率』とあるので、成長率が大きければ大きいほど理論株価は高くなります。

【株価にとっては】

  • 利益・・・大きい方が良い
  • 金利・・・低い方が良い
  • 成長率・・・大きい方が良い

以上の関係より、成長株が割高に買われる理由も分かります。

  • 成長株=成長率が大きい=株価は高くなる

金利の決まり方を解説

理論株価=利益÷(金利-成長率)

金利の部分は、投資家が『投資対象に対して要求する金利』のことです。

例えば、銀行にお金を定期預金しただけでたくさん利子がつくのであれば、わざわざ株などのリスク資産を持たなくても良いです。

銀行の利子が8%程度あるのであれば、銀行に預ける方がとなります。

金利は何によって決まるかというと、1つは『アメリカの中央銀行FRBが設定する短期金利(政策金利)』で決まります。

政策金利が全てを決める重要なベンチマークなのです。

もう一つは『市場参加者が考える未来のインフレ率』で決まります。

未来のインフレ率が高いと思えば、要求される金利も高くなります。

未来のインフレ率が低いと思えば、要求される金利も低くなります。

【金利が決まる要因まとめ

  • アメリカの中央銀行FRBが設定する短期金利(政策金利)
  • 市場参加者が考える未来のインフレ率

米国の10年債利回りを確認

先ほどの『政策金利』と『未来のインフレ率』の二つが合体したときに『市中金利』が決定します。

この『市中金利』は米国の10年債利回りをみれば確認することができます。

  • 10年債の利回りが下がっている時・・・株価にとっては良い環境
  • 10年債の利回りが上がっている時・・・株価にとってはリスキーな環境

前回の株価の急落があったときの長期金利は【3.2%】でした。

一つの数値の目安としては、この【3.2%】があります。

数値だけではなく、米国の10年債利回りがどのくらいのペースで変化しているかといった変化率(傾き)によっても変わってきます。

突拍子もなく金利が上昇している時は株価が下落します。

米国10年債利回り【5年チャート】
米国10年債利回り【1年チャート】

2021年2月23日時点の米国10年債利回りですが1.36%で、さらには急激に上昇してきていることが分かります。

つまり、株価にとってはリスキーな環境になってきているといえます。

長期金利が上昇するとハイテク株の割高感が意識されやすい理由

長期金利と株価評価指標であるPER(株価収益率)には大きな相関関係があります。

PERは、株価を1株当たり利益で割って算出します。

PER(倍)=株価÷1株当たり純利益(EPS)

このPERの逆数である『株式益回り』つまり1株当たり利益を株価で割った値を長期金利と比較することで、株価が長期金利に対して割高なのか割安なのか判断することができます。

PERが25倍であれば株式益回りが4%となり、PERが20倍であれば株式益回りが5%になります。

PERが高くなると株式益回りが低くなるので、長期金利と比較して割高感が意識されやすくなります。

ハイテク株はPER(倍)が大きな銘柄が多いので、長期金利上昇の影響を一番受けやすいのです。

米国10年債利回り【1年チャート】

青色・・・米国10年債利回り

赤色・・・QQQ[ハイテク株(高PER株)多い]

橙色・・・VTI[米国市場全体]

このチャートを見ていただくと分かりやすいですが、米国10年債利回りが上昇すると米国市場全体のVTIよりもハイテク株(高PER株)多いQQQの方が影響を受けて下落していることが分かります。

まとめ

まとめは以下の通りです。

  • 10年債の利回りが急激上がっている時・・・株価にとってはリスキーな環境

米国10年債利回りを定期的に確認することで、米国株の下落しそうかどうか判断することができるので、投資を行っている方は是非定期的に確認するようにしていただきたいと思います。

長期金利と債券価格についてはこちら

また、僕は月末に米国大型グロース株ETFである『VUG』への投資を考えていました。

しかし、米国10年債利回りの上昇がハイテク株に一番影響を与えやすいことを知り『VUG』への投資は今のタイミングではないと判断しました。

2月は暴落しやすい月ですので、今週末に買い増ししたいと思います。

じゃまた。

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