『VTI』『VEA』『VWO』地域別ETFの徹底比較
こんにちは、えいぎょです。
今回は地域別ETFである『VTI』『VEA』『VWO』の3つを比較していきます。
今回は、新たにチャート比較を行ってみました。
読み進めていただくと分かりますが、どう考えても『VTI』に投資した方が良いのではと思います。
また最後のまとめでは、投資初心者向けに、僕が現在購入している地域別ETFの種類と割合を紹介しています。
それでは、ご覧ください。
『VTI』『VEA』『VWO』の基本情報を比較
構成銘柄数は『VWO』が最も多く、5018銘柄に分散されています。
配当利回りは『VWO』が最も高く、3.46%となっています。
経費率は『VTI』が最も低く年0.03%となっています。
- VTI・・・米国株式市場
- VEA・・・日欧株式市場
- VWO・・・新興国株式市場
『VTI』『VEA』『VWO』のセクター別割合を比較
『VTI』のセクター別割合
『VEA』セクター別割合
『VWO』セクター別割合
コアセクターは下記の通りです。
- 『VTI』・・・テクノロジー、ヘルスケア、消費財
- 『VEA』・・・金融、資本財、一般消費財
- 『VWO』・・・テクノロジー、金融、一般消費財
『VEA』と『VWO』で金融のセクター割合が大きいため、不景気には弱いです。
一方、『VTI』は不景気にも強いヘルスケアセクターの割合が高いです。
『VTI』『VEA』『VWO』の組み入れ上位10銘柄
『VTI』の組み入れ上位10銘柄
『VEA』の組み入れ上位10銘柄
『VWO』の組み入れ上位10銘柄
『VTI』『VEA』『VWO』のチャート比較
『VTI』5年チャート
『VEA』5年チャート
『VWO』5年チャート
『VTI』『VEA』『VWO』比較チャート
緑色・・・『VTI』
青色・・・『VEA』
黄色・・・『VWO』
この比較チャートを見ると、2007年から2008年、2009年から2011年ごろは『VWO』が『VTI』を上回っています。
しかし、それ以外の年代は全て『VTI』が最もパフォーマンスが良いです。
チャートを見た感じ、『VEA』にはあまり魅力を感じません。
『VTI』『VEA』『VWO』のえいぎょ流投資手法
今回は、米国株式ETFの『VTI』『VEA』『VWO』の3つを地域別ETFを比較していきました。
ちなみに僕の場合は、『VTI』を30万円程度、『VWO』を20万円程度保有しています。『VEA』は保有していません。
『VEA』を保有していない理由は、日本株を保有しているためです。
僕が保有している日本株の具体的な銘柄についてはこちらを参照してください。
日本株【SBIネオモバイル証券_2020年12月】
日本株【楽天証券_2020年12月】
ただ、今回のチャート比較を見て今後は日本株への投資を極力控え、他の国や地域へ投資した方が良いのではと思いました。
続いて[VWO]を保有している理由は、これから米国株から新興国株へブームが移動すると考えられているためです。
ただ、今回の比較を受けて、『VWO』への投資は今後の値動きを見極めて増やしていく必要があると思いました。
基本的には『VTI』を買い増していく戦略が良いのではと思います。
ちなみに、僕が現在保有している米国株や、その他ETFの比較記事はこちらを参照してください。
米国株【楽天証券_2020年12月】
米国の個別株への投資も面白いですが、ETFに投資しておけば確実だという考えに変わってきています。
一昨日、ボーナスが入りましたがまとめて『VTI』に投資してみようか考え中です。
以上になります。
今回の記事が、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
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