『VTI』『VOO』『VIG』米国株式ETFの徹底比較
こんにちは、えいぎょです。
今回は米国株式ETFでも人気の高い『VTI』『VOO』『VIG』の3つを比較していきます。
『VTI』『VOO』『VIG』それぞれの特徴を知ることで、今後の投資戦略の参考になると思います。
非常に似ていますが、よく見てみると微妙に違いがあります。
自分の好みに合ったETFを選択し、購入していただくことで自分好みのポートフォリオの構築が可能です。
非常にシンプルにまとめているので、さくっと読むことが可能です。
また最後のまとめでは、投資初心者向けにえいぎょ流の米国株式ETFを取り入れる方法を提案しています。
それでは、ご覧ください。
『VTI』『VOO』『VIG』の基本情報を比較

構成銘柄数は『VTI』が最も多く、約3586銘柄に分散されています。
配当利回りに関しては、『VIG』が1.61%と最も高くなっています。
保有コストに関しては、『VTI』と『VOO』が低く年0.03%となっています。
- VTI・・・米国株式市場全体
- VOO・・・S&P500指数
- VIG・・・10年以上連続増配銘柄
『VTI』『VOO』『VIG』のセクター別割合を比較
『VTI』のセクター別割合

『VOO』セクター別割合

『VIG』セクター別割合

コアセクターは下記の通りです。
- 『VTI』『VOO』・・・テクノロジー
- 『VIG』・・・生活必需品、テクノロジー
『VTI』『VOO』『VIG』の組み入れ上位10銘柄を比較
『VTI』の組み入れ上位10銘柄

『VOO』の組み入れ上位10銘柄

『VIG』の組み入れ上位10銘柄

『VTI』『VOO』はほぼ同じです。完全に好みになります。
一方『VIG』は少し違っていて、生活必需品のWMTの割合が最も高いです。
『VTI』『VOO』『VIG』のチャート比較
『VTI』チャート

『VOO』チャート

『VIG』チャート

『VTI』『VOO』『VIG』のえいぎょ流投資手法
今回は、米国株式ETFの『VTI』『VOO』『VIG』の3つを比較していきました。
『VTI』『VOO』については、非常に似ていました。この二つはどちらを選んでも問題ないと思います。
ちなみに僕の場合は、『VTI』を30万円程度保有しており、『VOO』は保有していません。
理由の1つが、僕が毎月積み立て投資している投資信託が『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』で、S&P500に連動している商品を保有しているためです。 投資信託【楽天証券_2020年12月】
もう1つの理由が、Twitterの『じっちゃま』というアカウント名の元機関投資家の方が『VTI』を推奨されているからです。
ちなみに『VIG』も10万円程度ですが保有しています。
『VTI』の分配月が、3,6,9,12月、『VIG』の分配月が1,4,7,10月であるため、
『VTI』と『VIG』を保有しているだけで、1,3,4,6,7,9,10,12月に分配金が入金されるためです。
また、10年以上の連続増配銘柄の強さを評価してのことです。
その他ETFの比較記事はこちらを参照してください。
投資先を探す作業は大変ですが、どの銘柄を買おうか考えている時間も楽しいです。
この時間も楽しめないという方は、とりあえず『VTI』を購入しておけば間違いないと断言できます。
以上になります。
今回の記事が、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
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