教育資金の目安を徹底調査
今回は、子供の教育資金について調査してみました。
僕には、もうすぐ2歳になる子供がいますが、漠然と「教育資金が必要」と考えていても把握できていない恐怖が残ります。
そこで今回は、幼稚園3歳から高等学校第3学年までの15年間でどのくらい教育資金が必要なのか調査してみました。
結果は、僕が想像していたよりもはるかに厳しい現実が待ち受けていることが分かりました。お子さんがいらっしゃる方は必見です。
僕が参考にした文部科学省へのリンクを貼っています。
ほんと軽い気持ちで調査したのですが、お金が多くかかることが分かりショックを受けました。しかも、3歳までの保育園費用、大学費用を除いての金額なので愕然としました。是非、最後までご覧ください。
平成30年度子供の学習費調査の結果について
学習費総額(1年間・子ども一人当たりの経費)
区分 | 学校教育費 | 学校給食費 | 学校外活動費 | 学習費総額 |
---|---|---|---|---|
公立幼稚園 | 120,738円 | 19,014円 | 83,895円 | 223,647円 |
私立幼稚園 | 331,378円 | 30,880円 | 165,658円 | 527,916円 |
公立小学校 | 63,102円 | 43,728円 | 214,451円 | 321,281円 |
私立小学校 | 904,164円 | 47,638円 | 646,889円 | 1,598,691円 |
公立中学校 | 138,961円 | 42,945円 | 306,491円 | 488,433円 |
私立中学校 | 1,071,438円 | 3,731円 | 331,264円 | 1,406,433円 |
公立高等学校 (全日制) | 280,487円 | – | 176,893円 | 457,380円 |
私立高等学校 (全日制) | 719,051円 | – | 250,860円 | 969,911円 |
私立と公立を比べてみると、やはり圧倒的に私立が高いです。幼稚園が約2.5倍、小学校が約5倍、中学校が約3倍、高等学校が約2倍になっています。僕自身は全て公立の学校に通ってきたので私立の良さっていうのが分かりませんが、自分の子供は意地でも公立に通わせたいと思いました!!笑
学校教育費
子供に学校教育を受けさせるために支出した経費
- 授業料
- 就学旅行・遠足・見学費
- 学校納付金等
- 図書・学習・実習材料費等
- 教科外活動費
- 通学関係費
- その他
学校給食費
幼稚園、小学校、中学校において保護者が給食費として納付した経費
学校外活動費
保護者が、子供の学校外活動のために支出した経費
- 補助学習費
- 体験活動・地域活動
- 芸術文化活動
- スポーツ・レクリエーション活動
- 教養・その他
学習費総額(幼稚園3歳から高等学校第3学年までの15年間)
区分 | 学習費総額 |
---|---|
公立幼稚園 | 649,088円 |
私立幼稚園 | 1,584,777円 |
公立小学校 | 1,926,809円 |
私立小学校 | 9,592,145円 |
公立中学校 | 1,462,113円 |
私立中学校 | 4,217,172円 |
公立高等学校 (全日制) | 1,372,072円 |
私立高等学校 (全日制) | 2,904,230円 |
先ほどの表で勘違いされていた方もいらっしゃるかもしれませんが、一年あたりの学習費となっています。(少なくとも僕は勘違いしてしまいましたが。。。)そして、それぞれ合計で考えると上の表のようになります。私立小学校の9,592,145円には驚きました。僕の給料では、血迷って私立小学校に入れてしまったら人生詰むことが分かりました。笑 事前に調査しておいて本当に良かったと思います。
ケース別の学習費総額(幼稚園3歳から高等学校第3学年までの15年間)
- ケース1・・・全て公立に通った場合
- ケース2・・・幼稚園は私立、小学校・中学校・高等学校は公立に通った場合
- ケース3・・・幼稚園・高等学校は私立、小学校・中学校は公立に通った場合
- ケース4・・・全て私立に通った場合
この4つのケースで考える前に、公立・私立学校に通う全幼児・自動・生徒数全体に占める公立・私立学校に通う者の割合を載せておきます。
公立・私立学校に通う全幼児・自動・生徒数全体に占める公立・私立学校に通う者の割合
区分 | 公立の割合 | 私立の割合 |
---|---|---|
幼稚園 | 15.5% | 84.5% |
小学校 | 98.8% | 1.2% |
中学校 | 92.6% | 7.4% |
高等学校 (全日制) | 67.0% | 33.0% |
幼稚園は大半が私立に通っている状況です。これを見ると、最も多いケースがケース2の『幼稚園は私立、小学校・中学校・高等学校は公立に通った場合』になります。
ケース1・・・全て公立に通った場合
区分 | 学習費総額 |
---|---|
公立幼稚園 | 649,088円 |
公立小学校 | 1,926,809円 |
公立中学校 | 1,462,113円 |
公立高等学校 (全日制) | 1,372,072円 |
合計 | 5,410,082円 |
1年あたりの平均は450,840円になります。全部公立に通わせてもこんなにかかるの!?っていう感じですね。
ケース2・・・幼稚園は私立、小学校・中学校・高等学校は公立に通った場合
区分 | 学習費総額 |
---|---|
私立幼稚園 | 1,584,777円 |
公立小学校 | 1,926,809円 |
公立中学校 | 1,462,113円 |
公立高等学校 (全日制) | 1,372,072円 |
合計 | 6,345,771円 |
1年あたりの平均は528,814円になります。多くの方がこのパターン2になると思うのですが、結構かかりますね。僕もこのパターンを死守しなければと思いました!!!
ケース3・・・幼稚園・高等学校は私立、小学校・中学校は公立に通った場合
区分 | 学習費総額 |
---|---|
私立幼稚園 | 1,584,777円 |
公立小学校 | 1,926,809円 |
公立中学校 | 1,462,113円 |
私立高等学校 (全日制) | 2,904,230円 |
合計 | 7,877,929円 |
1年あたりの平均は656,494円になります。高校入試に失敗したら少しきつくなりますね。
ケース4・・・全て私立に通った場合
区分 | 学習費総額 |
---|---|
私立幼稚園 | 1,584,777円 |
私立小学校 | 9,592,145円 |
私立中学校 | 4,217,172円 |
私立高等学校 (全日制) | 2,904,230円 |
合計 | 18,298,324円 |
1年あたりの平均は1,524,860円になります。一気にありえないほど金額が上がりました。僕の同級生でも私立の小学校に通う奴がいましたが、親がどっかの会社の社長でした。まあ、そういうことです。一般人には関係のない話のように思えます。笑
まとめ
- 全て公立に通わせても、幼稚園3歳から高等学校第3学年までの15年間で合計541万円かかる。
- 最も多いパターンでは、幼稚園3歳から高等学校第3学年までの15年間で合計634万円かかる。
- 全て私立に通わせたら、幼稚園3歳から高等学校第3学年までの15年間で合計1830万円かかる。
今回、子供の学習費を調査してみて本当に良かったと思います。自分が今後こういったお金の問題に直面するのだと把握することができました。しっかりと教育資金を貯めたり投資しておけなければなりませんね!!教育資金は、大学が一番かかるということは分かっていたのですが、今回は大学の費用含まれていませんからね!!愕然としますよね。YouTubeでひろゆき氏が共働きでお金を稼いで子供との時間を犠牲にするよりも、小さい時に子供と一緒にいる時間を増やした方が良いと言われていた理由が分かりました。私立と公立でこれだけお金が変わってくるのであれば、子供との時間を増やして賢い子供になってもらった方が自分が稼ぐよりも結果、コスパが良くなるということなのでしょう。投資の面で考えれば、とりあえずジュニアNISAを始めてみようと思いました。ジュニアNISAについても下の記事でまとめてみました。今回の記事が、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
コメント